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2009/07
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アトゥクチョ地区(写真)
私の活動先であるアトゥクチョ地区の写真集。

あまり治安が良くないので、写真を撮る機会が少ないのだが、
ある日工事のおっちゃんが、「まあ乗れや。」とブルドーザー(?)に乗せてくれたので
その安全が保障された環境で撮影。
なぜブルドーザーに乗ることになったのかは今もってよくわからない。

エクアドルに来て、よくわからないことが増えた。
でも2年しかないんだから理由なんてなくてもいいや、
と思いながら行動してしまうことも増えた。


さてさて前置きが長くなったが、写真を。


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首都からバスに揺られて40分。急勾配に建物が連なる。

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標高が3200~3400メートルあるといううわさ。
飛行機が下のほうを飛んでいるので、だいぶ高いところにいるんだろうなあ、とは思う。

標高の高さに関係して、昼間も寒い。
常にとっくりセーター、フリースベスト、フリースの上着、スパッツを装着して
仕事に臨んでいる。


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野良犬とゴミが多くて、


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落書きも多い。


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ブルドーザーのおっちゃん。


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人生で初めてブルドーザーに乗った。


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急勾配に未舗装なので、雨の日やお年よりは大変。


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どれもこれも、人が生活している家。
たまに雹が降るので雨漏りしている家が多い。
ちなみに私の職場も雨漏りしているが、お金がないので直せない。


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学校の横を通れば、子供が追いかけてくる。
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胆大心小
ピアスを開けた。

本当はピアス大反対派で、身体に傷をつけるなんて!!ということよりも、
身体を針が貫通することが気持ち悪くて、なおかつもともと装飾品に興味がないので縁がなかった。

何でだろう。
開けることになったのは。。。

ただ、エクアドルに限らず赤ちゃんの頃から女の子にピアスをさせる国が多いから、
そんなに身体やモラル的に悪い事にも思えず、
この機会を逃したら絶対開けないだろうなあという確信の元やってしまった。


勤務先が診療所なので、ピアスさえ用意すれば同僚が開けてくれる。
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用意したのは、赤ちゃん用。105円也。
私の耳たぶは薄いので、これでよいと言われた。


歯科にある麻酔を使ってしまおうという案もあったけど、
それも怖いので天然成分を使用。
昔ながらの方法で氷で10分耳たぶを冷やし、
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素手で差し込んでもらう。


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完成。

左耳を開けた後あまりの怖さに逃げ出して片方だけしか開けず、ビジュアル系シンガーのようになってしまったらどうしよう、それってすごくダサい!
と心配していたのだけど、意外と根性のある自分を発見。

イメトレにイメトレを重ねたほどの痛みはなかったけど、
もう1回やるかと言われたら絶対断る。


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30分もしたら何事もなかったかのようになったけど、
せっかくなので「怖かったよー。」と彼らに訴え、なぐさめてもらった。


あと2ヶ月もして私の耳たぶを覗けば、はるか向こう側に広がるエクアドルの絶景が見えるに違いない。気持ちわる~っ!
油断大敵
日頃から細心の注意を払っている診療所ですが、遭遇しちゃいました。

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偽札(el billete falso)です。上が本物、下が偽者。


なんで、スペイン語単語を入れ出したかというと、
駒ヶ根訓練所でのスペイン語の美知得先生が
私の日本語ブログを「がんばって読んでみる。」とメイルに書いていたため。
それはさすがに気の毒なので、少しだけ私も譲歩しようかと。。。

みなさん、間違ってたら、添削してくださいませ!


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光にかざせば、ちゃんと透かし(la filigrana)が入っている。
ただ、すこし輪郭がぼんやりしている、らしい。


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2つ一緒にかざせば、少し色が違う。


偽札事件は日常茶飯事なエクアドルでは、こんなものも売られている。
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嘘発見ペン。(el marcador detector de billetes falsos)
本物の紙幣には透明の跡が、偽札には黒いシミが残る仕組み。
偽札にとどまらず、人間のうそも見抜ける魔法のペン。


さっそく面白半分でチェックすると、あら不思議!
嘘つきの証拠である黒インキが残らない!!


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もしや私たち本物の紙幣を偽札と勘違いし、テンション上げちゃいましたか~。


いやいや、防水加工がしてあってインキが染みこまない仕組み。
だから、本物の証拠である透明の跡すらつかない。


偽札職人よ。
こんなことにその類まれなる手先の器用さと、集中力と、まめまめしさを使わずに
もっと世のため、人のため、自分のために才能と人生をお使いなさい。


そんな一日を終え、家に帰れば、
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大家さんがバナナを大人買い。
よっ!太っ腹!!
本屋襲撃 
寝る前の読書が好き。


10年ぶりに読んだ中島らもの「ガダラの豚」が怖くて怖くて、
そういえばあの時も結局最後まで読みきれなかったなあ、なんて思い出した。

中島らもの残酷な描写は気持ち悪いとは思うけど、
本のいい所は私が想像しなければそれで済むこと。
それに中島らもの書くものはエグさの中にも「またまたー。」と笑えるユーモアがあるのでOK。

でもこの本の怖さはじわりじわりと来るもので、5m先のトイレに行くのも嫌になるくらい。
いつもなら結末を確認して続きを読むところだけど、結末を読んだところで余計に怖くなりそうで結局嫌々ながらも最後まで読みきった。


で、本題。

こんな怖い思いをするくらいなら勉強のためにも
もう少しおもしろうそうな、スペイン語の本を買おうと思った。

大きめの本屋に出かけて散策すると、日本人作家の本は村上春樹と三島由紀夫が目に留まる。
他にもあるのかもしれないけど、そのお2人が非常に目につくところにおいてある。
三島由紀夫はきちんと読んだ事はないけど、外国でこれだけ取り上げられるならそれなりに面白いのだろう。
いつか、いつか読もう。今はいらない。


さて、候補は4つ。
「不思議の国のアリス」
「海辺のカフカ」
「モモ」
「チャーリーとガラスのエレベーター(?)」チョコレート工場の続編?
ちなみに「モモ」と「チャーリー」はお恥ずかしながら児童文学コーナーのもの。

「アリス」と「モモ」はもう何十回も読んだので、内容はばっちり覚えている。たぶんそれなりに苦労なく読み進められる。

「海辺のカフカ」と「チャーリー」は内容を知らないから読み進める動機は強い。

「海辺のカフカ」と「アリス」は時に日本語でさえ理解に苦しむため、これがスペイン語ともなると…。

ということで、物悲しくも消去法を用いて、これに決定↓
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チョコレート工場も好きな映画なので、ついでにIHOU DVDを購入。もちろんスペイン語。
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その帰り道に出会った韓国人の男の子が「日本語の練習をしたい。」というので、「なんだか怪しい勧誘かしらん?」と思いながら、ギブアンドテイクでお茶をおごってもらい話していたら、彼が日本を好きになったきっかけは村上春樹だとの事。
びっくり。

私は村上春樹に対して当たりも外れもある中立派だと話したら、「どの話が苦手か?その理由は?」と真剣に聞かれた。
正直に「ノルウェイの森とスプートニクの恋人が苦手だ。」と話したら、彼はいたく傷ついていた。
なぜなら、彼が日本に留学するほどまで好きになった村上春樹の小説がその2つだったからだ。
あら、びっくり。

私はなんだか彼に悪いことをしたなと思った。
そしてそのまま気まずく解散した。

しかたない。
ノルウェイの森、5回目のチャレンジしてみますか。
病院見学② ~精神科病院 ハードと概要~
忘れないうちに(といってもかなり忘れてしまってはいるが)、今から3ヶ月ほど前、4月下旬に見学させていただいた精神科病院見学の報告を。

注)個人授業の先生がコーディネートしてくださったのは良かったが、2日間のうち1日は先生が授業で来れず、エクアドルに来て1ヶ月も経たない頃の今よりもっとつたないスペイン語力なので理解できていないことが多い。

4月いっぱい現地語学訓練で滞在したクエンカというエクアドル第3の都市にある唯一の精神科病院。
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もともとはアルコールと薬物依存症専門の病院だったが、数年前から精神科を併設。
精神科50床、アディクション病棟45床。
精神科に関しては、月20人の入退院。
外来患者は1日に50人ほど。

精神科の入院期間は平均15日ほど(?)
最長でも2ヶ月までとしている。
アディクション病棟は3ヶ月で1区切り。

精神科の入院外来ともに多い疾患は
統合失調症、境界性人格障害(2番目に挙がっていた)、うつ病、摂食障害、認知症。
アディクション病棟は薬物よりもアルコールのほうが圧倒的に多いそう。

診断基準はDSM-4。この他、臨床心理士とソーシャルワーカーからの社会的診断を必ず取り入れて、診断を行うそう。

職員はPSW2名(うち1名はアディクション病棟)、医師5名、研修医3名、臨床心理士2名、作業療法士1名、看護師8名(ほんとに???)。

入院費は一般世帯が月4万円。あとは2段階に分かれるようで月5000円~9000円の方と、7000円~8000円の方。どのように該当するのか、またなぜこのような微妙なわけ方なのかは理解できなかった。別途薬代が月2万円ほど。


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精神科病棟とアディクション病棟は施錠され行き来ができないようになっていて、
こちらはアディクション病棟専用の中庭と作業療法室。


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こちらは精神科病棟。中庭を囲むように病棟がある。部屋から直接中庭に出られる造り。
また、1フロア全てが病棟で、男女の仕切りがない。


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部屋の入り口。


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こちらは3人部屋。


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各部屋にトイレとシャワーがついている。
日本みたいに湯船につかる習慣がないから、大浴場的なものはない。


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こちらは作業療法士の部屋。


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作品集。


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OT中。個人情報のため、顔は写さない約束。


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外来ゾーン。


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案内看板。


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こちらはソーシャルワーカーの部屋。


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病棟、会議等々居所をはっきりさせている。


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余談だが病院のお隣は幼稚園。リャマがいる。

続きを読む

ごゆるりと
6月下旬。ねえさん達の会に参加。

ねえさん、とはすなわち
限りなく青年海外協力隊に近いシニアボランティア、と
限りなくシニアボランティアに近い青年海外協力隊
のことである、と勝手に定義づけ。

首都キト市からバスで2時間ほど北にあがったオタバロ、イバラを散策。
目的は1にも2にも買い物。
日本で言うところの「日帰り買い物バスツアー」的雰囲気すら漂う。

まずはオタバロで各自買い物。

私は念願のあたたかいフリースと、念願のあたたかいアルパカの毛布と、満員御礼通勤バスでスリに遭わないための極小ポシェットと、念願のあたたかいセーターを購入。

ねえさん達も各々戦利品を抱え、喫茶店で掲げあう。

その後は革製品の街へ。
お財布問題、帰国時の持ち帰る手間、じゃあ船便で送ろうか、いや、船便じゃ革が傷む等々自分と自分の戦いが繰り広げられたので、結局何も買えず。
でもだいぶ安いみたいなので、今度行ったら冠婚葬祭バッグを買おうと思う。

途中でみた教会。

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私の通った大学に良く似ていることに写真を撮ってから気づき、びっくり。

夜はイバラに住むねえさまの家に泊めていただく。

夜ゴハンを見て、さらにびっくり。
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まさか

MA・SA・KA

カレーではありませんか!?

現役のカレー部員でありながら、エクアドルにカレールウを持って来忘れるという失態を、
否、忘れたわけではありません。

手前味噌ながら、日本が誇るカレーライス。世界中どこでも(お金を積めばね)手に入らない訳はない、と油断していたのです。

エクアドルに来て3ヶ月、カレーのない生活3ヶ月がこれほどまでに辛い(つらい)、味気ない(カレーの)日々だとは思ってもみませんでした。
そして、ラピュタの中で「人間は土から離れては生きられないのよ。」と言っていたように、
日本人はカレーから離れては生きられない、ということを痛感致しました。

お恥ずかしながら、カレーを前にエクアドルに来て1、2を争うくらい感激。
さらにねえさまは貴重なルウをお土産に持たせてくださったのです。

御恩と恨みツラミは忘れない性質なので、ねえさまが「右を向け~」とおっしゃったら右を向き、「ハウス!」とおっしゃれば家にこもる所存でございます。

とまあ、カレーのことを書いていたら熱くなってきて、後を書き続ける気力がなくなってきましたとさ。


以下写真だけ。

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散策するねえさん達。

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エクアドルでは数少ない列車。イバラの駅。

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けっこう気に入った風景。
勤務2ヶ月経過
注)真面目で暗い話です。



2ヶ月目は訪問開始、ということだったが
一緒に訪問に出る補助看護師が多忙でなかなか出られない日々が続く。

こちらからの催促のもと彼女が挙げたのは2ケース。
・乳がんを患う患者に精密検査を勧める。
・保育園での水疱瘡集団感染を受け、予防、対策の説明に行く。

両ケースとも早めの対処が望まれるが、ソーシャルワーカーである私は
医療知識を持っていないこと、また命に関わる大切な病状説明は医師や看護師がおこなうべきではないかと伝える。

エクアドルにおけるソーシャルワーカーという職は日本よりはるかに認知度が高い。
けれども実際どのようなことをしているかを知らない人は多い。
私のカウンターパート(同僚、私の持つものを伝えていく相手)である補助看護師もその一人。
逆に医師たちはほとんどが病院勤務を掛け持っているので、
どのようにソーシャルワーカーを使うか慣れている様子。

上記ケースについて医師交え話し合うと、看護師や保健師のいない私たちの診療所からは医師が行くべきだという結論に至った。

その後社会的な問題を抱えるケースで、カウンターパートが何度か訪問し、よく知っているというケースの訪問に行くことに。

対象者は24歳女性。不確かだが知的障害がある様子。
診療所との繋がりは彼女の2人の子供が低栄養状態にあるということ。
母である彼女は調理、育児ができず、夫が全て行っているとの事。


訪問に行く道すがら、「アポは取っているのか?」と問うと、
「彼女は働いていないから、いつでも家にいる。大丈夫。」と。

そうじゃない。
いつでも家に居るといっても、人が家に入ってくるということは人によっては大きなストレスになる。
ましてや、知的障害があるかもしれない上、私のような外国人が同行するなら尚のこと。

と、思って伝えようとしても私の語学力では十分に伝えきれなかった。
それから、アポを取るという習慣がないらしく、私の言いたいことは十分に伝わらない。

さらには彼女の家に行く途中にぼろぼろの家を見つけ、
「こんなにぼろぼろの家なら、きっと子供がたくさんいて貧乏に違いない。」という勝手な決め付けで
全く知らない人の家に飛び込んでしまうカウンターパート。

出てきたのは一人住まいの高齢の女性。
全員が初対面なのにカウンターパートは「彼女はソーシャルワーカーだから何でも助けを求めなさい。」と話の主導権を私に振ってしまった。

カウンターパートが一緒だから、困ったら助け舟を出してくれるだろうなんて期待していた私が甘かった。完全に私一人で切り抜けなくてはいけない状況。
幸い相手の女性が優しい人で家の中を見せてくれ、こちらのぐちゃぐちゃな質問にも丁寧に答えてくれた。

勝手に上がりこまれ「助けを求めなさい。」と振られたわりには、頼るべきソーシャルワーカーは肝心な会話がなっていない。
彼女に取ったら迷惑な話であろう。
私だって恥ずかしい。情けない。迷惑はかけたくない。

でもこのように相手をしてくださる方がいて、私は経験を積む。
ゼロからは何も生まれない、と思うより他なかった。

その後、24歳の母の家に向かう。
私たちの訪問に対し、「今は犬を洗っている。」と門すら開けてもらえない。
何度か声をかけしばらく待っていると家に上げてくれた。

家の中はハエが飛び交い、衣類が散乱していた。
ベッドの上に、本当に小さな赤ちゃんがオムツだけで寝ていて、となりには2才の女の子が同じく上着だけ身につけ座っていた。

カウンターパートは私を彼女に紹介してくれたが、
「彼女はソーシャルワーカーよ。何でも話しなさい。」「話したくないの?何で話したくないの?」
というものだったので、私は少し傷ついた。

母親は「困っていることは一切無い。」と話し、あきらかに訪問を嫌がっていた。
それでもカウンターパートはせっせとオムツを変え、台所を片付けようとする。
しまいに母親は怒り、屋上に犬を連れて上がってしまった。

母親はできないなりに赤ちゃんにオムツを着け、できないなりに夫の帰りを子供たちと一緒に待って居たのではないか。
それを「できていない。」と触ってしまうことは相手を傷つけることにもなる。

と、私はカウンターパートに言いたかった。
でも全然伝えらなかった。

とりあえず、母親には「私は診療所に月~金いる。良かったら診療所で話しましょう。」と伝え、カウンターパートと家を出た。

診療所に帰る途中、私はカウンターパートに言いたいことがあったが全く言葉が出てこなかった。
それは精神的なものではなく、語学力の低さで。
私の意見や、感情等今さっきの訪問のことを考え、おなかを雑巾絞りされているような、もどかしさ、怒り、情けなさ、などでごっちゃごちゃだった。エクアドルに来て初めて頭が真っ白になった。

診療所へ帰ると彼女は院長に
「母親は育児もせず、犬と遊んでいた。」
と報告した。

そうじゃないでしょう!

彼女は外国人である私の訪問に驚き、困惑し、
さらには彼女なりの育児を否定する行為に怒り
私たちから離れていったのに。

完全に抜け落ちている。
彼女が悪いことになっている。

もう私はどうしてよいかわからなかった。

どうしようもないから帰宅後、今日の訪問について思うことを日本語で書き、スペイン語訳をした。

次の日、この文章をもってカウンターパートと話し合った。
とりあえず、24歳の母の件は少し理解の良い夫と話をすることからはじめたいということを伝えた。
また、このような訪問をしてしまい、初めの印象が悪いと信頼関係を築くのが非常に難しく、家に入れてくれないどころか、もし対象者が社会的問題を抱えていたとしても話してくれない可能性もあることを伝えた。

さらには私がメインで話さないといけない面接であるならば、情けないことに私にはまだできない。
だから、「家に上がりこまれる」という対象者にとってはストレスの高い方法を取るよりも、診療所で面接を行い、お互いを知ってから訪問に行きたい、ただし緊急ケースは除く、と伝えた。



付け加えたいのは、カウンターパートは決して悪い人ではないということ。
むしろ素直で、時に幼い。
今回の話し合いでは年齢がはるかに下の私の批判ともとれる意見にきちんと耳を傾けてくれた。

また、数々の無茶ともいえる仕事の振り方は
初めて受け入れるソーシャルワーカーが嬉しくて、なんとか仕事を回したいとはりきっている節もある。
それをきちんと受け止めて仕事に繋げられない私の力の低さが原因だ。

私がエクアドルに来ていること。
ソーシャルワーカーの要請が挙がったこと。
たぶんそこには意味がある。

現状、仕事は無いと言えば無い。だって今までいなくても診療所はまわってきたのだから。
でも、これだけ順調に馴染めない環境なら、2年間私が居ることでなんらかの道筋をつけられるかも知れない。
これから先、ここに来るかもしれないソーシャルワーカーのために、アトゥクチョ地区にソーシャルワーカーを置くために。

自分自身の至らなさ。
どこから何を始めたらいいのかいいのかわからない漠然とした感じ。
言いたいことが伝わらないもどかしさ。
やることがないときの、おそろしく暇を持て余す日々。

私の活動2ヶ月目は決して順調とはいえなかったけど、とにかく1歩は踏み出したことを自分自身で評価しようと思う。
快食快眠
いくつかのデリケートな問題を抱える家を後に、
去る6月14日、私は新しい生活を始めた。

この移動に伴い失ったものは
あたたかいシャワーとインターネット。

新しい家は、一人暮らし風ホームステイ
ホームステイ風一人暮らし、といったところ。

建物の最上階にある山小屋風の離れに住み、
下には大家さん夫妻、大家さんの長男夫妻、謎の夫妻が3フロアにわたり生活している。


この人々が付かず離れずの距離で面倒を見てくれる。
「サオリ、ドアは閉めなさい。」
「サオリ、電気は消しなさい。」
「もう少し私たちを頼りなさい。」
「サオリ、知らない人を家に入れちゃいけません。」
等々、やや過干渉なところもあるが、心地良い程度のお叱り。


場所はキト国際空港の東に位置し、飛行機の離発着が眺められる。
飛行機と空港好きの私にとっては夢のような環境。
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向こう側に光っているのが空港。非常に美しい。


おうちの外観はこんな感じ。
P7110125.jpg
やや開放感あふれ、安全面を心配する方もおありでしょう。
でも大丈夫。


玄関先を守るのは彼、ブルース。
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体が大きいので迫力満点。
耳がないのではありません。撮影にいささか興奮している様子。


2階部分を守るのは彼女、エストレジータ。
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なかなか懐いてくれなかったので、「毎日パン作戦」で取り込んだ。
エレガントな巻き毛が視線を合わすことを妨げる。


私の部屋に一番近い屋上を守るのはこの翁、シズネ。
P7110122.jpg

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15歳という高齢で、いささか守りに不安が残る上、非常に人懐っこい。
番犬という立場上、人見知りであってほしい。


目と鼻の先には公設の市場があり、
バナナが20本50円ほどで買える。
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さすがバナナとコーヒーの国、エクアドル。


部屋の中はこんな感じ。
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寝室と、


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ごはんを食べたりするところと、


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ちっちゃいけど、台所。
そして、シャワーとトイレ。


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洗濯は外の洗い場で手洗い。
寒さに負けながら、必死で洗う。意外とこれが最近のマイブーム。

プロフィール

84(はっしー)

Author:84(はっしー)
南米エクアドルに青年海外協力隊として2年間滞在。2011年3月22日に日本に戻り、現在は逆カルチャーショックに打ちのめされる日々。

趣味はエジプト。
好きな食べ物はカレーと鮭のおにぎり、そしてキューピーコーワゴールドアルファ。

どうぞよろしくねー!

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