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2010/08
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精神科病院見学 ~グアヤキル~
エクアドルには首都を含めた3つの大都市キト、グアヤキル、クエンカに精神科病院があり、
今回は第2の都市グアヤキルの病院を見学させていただいた。

その他2つの病院は語学研修中に見学に行ったり、今現在仕事で関わっていたりで
訪れたことがあるので、これでエクアドル中の精神科病院をおおかた見学させてもらえた事になる。

余談だが、エクアドル国内には首都に2つ、残りの都市に1つずつの病院があるのだが、
人口が日本のおおよそ十分の一ということを考慮しても、日本の精神科病院数は多すぎるなあと思ってしまう。


【概要】
病床数は800床。(現在の入院者数は700名程度)
半官半民病院。よって料金が発生。
院内には外来、救急センター、デイケアセンター、作業療法室、学校、入院病棟がある。


【外来】
診察は午前のみで1日に14人の医師、4人の心理士が外来を担当。
1日の外来患者数は200人程度。
診察料は10ドル。
払えない人はソーシャルワーカーに減免の相談に行く。
ソーシャルワーカーは面接を行い、半額免除もしくは全額免除。
ソーシャルワーカーの受ける相談内容の半分は減免。

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ソーシャルワーカーの面接を待つ行列。

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外来診察待ち。
基本的に建物の作りがゆったりしており、外来、入院患者さんともに外の空気を存分に吸うことができる。


【救急センター】
救急センターは90床。72時間までの対応としており、その後は一般病棟に移る仕組み。

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病室はだいたいこんな作り。ベッドのみ。一般病棟も同じ。

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トイレは扉なし。一般病棟も一緒。

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「壁を汚さないで!」(笑)

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病棟の掲示板には職員の勤務表を張り出している。所在を明らかにしているのはクエンカの病院も一緒。

日本で言う人権センターのような番号は張り出しているのかたずねると、そういう苦情は院内の組織で対応しているとのことだったが、案内してくれていたソーシャルワーカーが「でもそういう風に外部できちんと対応するのはいいわね。」と非常に興味を持ち、すぐさまボスに報告していたのが今回の見学で一番心に残った。


【デイケアセンター】
Hospital del diaと説明して下さっていたけど、たぶんデイケアだと思う。
1日の利用者数を聞くのを忘れてしまったけど、ざっと見100人弱。
心理社会教育、体操、絵画、お菓子作りなどをされていた。

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エアロビクスを看護学生に指導する利用者さん。

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お菓子作り。

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斬新です。

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綺麗です。

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外部講師が指導しに来ているらしい。現在パリで開かれている、障害を持つ人のコンクールに何点か出品中。


【作業療法室】
入院患者さんのための作業療法。
男女分けされており、各フロア50名程度。
女性はSSTみたいなものをやっており、男性は廃材を使ったリサイクル箒、古紙を使った紙漉をされていた。

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作品集。

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廃材を利用して作った箒。

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リサイクル紙を利用した箱。


【学校】
院内に学校があり、教育を受けたい人は無料で勉強することができる。

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学校。


【入院病棟】
入院施設は8つの一般病棟、思春期病棟、薬物アルコールのアディクション病棟、お金のある人のための病棟。

一般病棟は男女4病棟ずつ。その4つへの分け方は、A、家族が協力的。B、家族との関わりはほとんどない。もしくは身内がいない。C、家族はいるが本人を嫌っている、非協力的。D、高齢者もしくは身体障害を併せ持つ人。
各病棟80~90床。

各病棟90名の入院患者に対し、正看護師2名、准看護師8名。

入院料は薬、診察、食事etcトータルで650ドルになるが半官半民であるために、最低料金で設定しなくてはならない。よって月60ドル。それでも全体の40パーセントの人は払えない。

レベルAに分けられた患者さんの家族は最低でも週3回面会にきている。

思春期病棟は現在8~17歳までの18名の患者さんがいる。

アディクション病棟とお金持ち病棟(全個室)に関しては見学できず。

敷地が広く、全病棟中庭を持っていてほとんどの患者さんが外の空気を吸っている。

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病衣はこれ。
初対面の患者さんに「久しぶりねー。」なんて言われると、昔の職場を思い出し、なんとも言えない気持ちがこみあげる。

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思春期病棟。


【ソーシャルワーカー】
病院内には26名のワーカーが働いている。
内訳は救急6名、一般病棟8名(各病棟1人)、病院職員用の労働者のためのソーシャルワーク部門3名、外来2名(1人は大人担当、もう一人は子供担当)、デイケア1名、合併症を持つ患者さん担当1名、お金持ち病棟1名、アディクション病棟1名。ボス1名。他は休暇中。

仕事内容はDr、患者さん、家族、病院をつなぐこと。面接、自宅訪問。仕事を探す手伝いとその後のフォロー。何事につけてもseguimiento、フォロー(なんていうんだったけ?後追い?その後患者さんがうまくやっていけているか確認する作業)。日本のソーシャルワーカーと内容は変わらない。

ちなみに今まで7名の患者さんの雇用先を探し就労できたが、うち4名は服薬不規則で状態が悪化し退職となったそう。残りの3名についてはソーシャルワーカーが頻繁に職場を訪問もしくは電話しているそう。賃金はエクアドルの最低賃金240ドル/月をクリアしている。

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ソーシャルワーカー達。

【以上、写真はすべてソーシャルワーカーのお偉いさんに確認済み。】

今までエクアドルに来て間もない頃、半年後、1年半後の3回病院見学をさせてもらっているのだが、徐々に理解できることが増えて嬉しい。「エクアドルの障害者を取り巻く環境に何が不足しているか?」、「なぜPSWになったのか?」など今回は聞けたので本当にためになった。

しかし、自分の仕事での面接や、患者さんに付き添っての役所でのやりとり、新聞やニュース、ラジオの読解力を考えると、私みたいな者が外国でボランティアとして活動するのはまだまだ早すぎるかと痛感する今日この頃。


http://www.youtube.com/watch?v=rXCvoQX1x4w
精神科に勤めていた者としては気になってしまうPV。
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ESC ~世界の車窓から 今回はイバラよりお届けします~
エクアドルはリオバンバという土地にある電車の旅が有名だが、
このイバラの電車も負けてはいない。
なんたって、リオバンバの電車に乗ったことがないのだがら暫定1位であることに間違いはない。

イバラもキトから2時間半で行けるご近所さん。
ここをスタートに観光電車が走っている。
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後ろにうっすら見えるはインバブーラ山。

こんなちっちゃな電車(バス!?)だが、観光列車ということもあり、ガイドさんが見所を案内してくれる。
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こんな道を通ったり、
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橋を渡ったり、
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ワープしたり。
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自然を十分楽しめる。
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私が好きなのはサトウキビ畑。
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こんなに綺麗なものなのかと感動してしまった。ナウシカの最後のシーンみたい。

ゴールはサリーナスという、アフロエクアトリアーノ(いわゆる黒人系の方)の多い土地。
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暑いのに乾燥している。
私がエクアドルで行った中で一番好きな気候。マイルドなエジプトっぽい。

この電車も好きです。2回も行ってしまいました。
なにより好きなのは、ここイバラに行くと必ず歓待してくださるイバラねえさま宅の食事。



http://www.youtube.com/watch?v=sJKh1JjAa4w
なかなかいい曲作ったんじゃないのー、フアネスよ。
ESC ~ミンド~
ここ数ヶ月、何かに憑りつかれたかの如く週末旅行に行っていた私ですが、
この土日は久々に家に居て、何かに憑りつかれたかの如く怠惰な2日間を過ごしました。


ひきこもりがちな私が出かける理由はいくつかありますが、

①エクアドルの良いところをいっぱい知ってエクアドルを好きになる。(ESC エクアドルを好きになろうキャンペーン)

②この「出かけよう!」という情熱はいまに切れてしまうことが目に見えており、また家にこもるのは時間の問題。よってこの情熱が冷めないうちに出かけに出かけよう。

③9月に2組の友達が、はるばる亜細亜大陸はハポンから来てくださるのでその下見。



今回行ったミンドはキトから2時間半というお手軽さから、③にもってこい。
キトからこんなに近いのに、気候はジャングルか海岸付近のよう。
標高が低くて、暑くて、食べ物が違う。

エクアドルに来て初めて魚の炭火焼にお目にかかる。
そしてこの付け合せのユカフリット(フライドキャッサバ)が美味い!
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観光案内で名所をたずね、早速教えてもらったカノピーへ。

カノピー。ひと昔のアイドルにありそうな名前だが、中身はそれほどかわいくない。
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約1時間半ワイヤーで吊られ、山と山を渡る。

キャイキャイ言うべきこの遊び。
一人で旅行するには不適だったことを少なからず感じる。
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こういうのムリ。
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おっちゃんも楽しそう。
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続いて蝶々の博物館へ。

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ピアス売ってると思ったでしょう?

これ全部蝶々なんです。。。
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「ふくろうの目」という名の蝶々。

網にへばりつく蝶々たち。
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「蝶々と蛾の違いは何?」という疑問がぐるぐると私の頭を駆け巡り、
いったいこの博物館の魅力はいったいなんなのか消化できないまま退散。


翌日はタラビータと呼ばれる簡易ロープウェイで山を渡り、滝めぐり。
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たまたま家が近くということが判明したジョナタン11歳、警察官サリータと一緒に行動。
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7つ、いや5つ(かな?)の滝があり、それぞれ天然のプールになっている。
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外国の方はこういう水着が多くてドキドキします。

みんな我慢大会のように遊んでるけど、寒すぎて私は入れません。
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はりきって水着着用したのに、足だけ。

寒さが苦手な私にとって、2時間半で行ける暖かい土地ミンド。
暖を取りにまた来ようと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=3d21Esj6rFE
Si vienes, por ejemplo, a las cuatro de la tarde, desde las tres yo empezaría a ser dichosa.
ESC ~プエルトロペス~
8月から9月にかけて、エクアドルではくじらを見ることができる。
今週末はキトから飛行機で30分でコスタと呼ばれる海岸地方に行ってきた。
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たった30分の移動なのに、
あちらでは就寝時クーラーを、こちらでは電気毛布と湯たんぽを使っているという事実。

飛行機の着いたマンタという土地には同期水泳隊員がいる。
その場に居合わせた数名で焼きマグロと白米をたらふく食べた。
あまりの美味さと、ビールのせいで写真を取り忘れた。残念。

翌日アサイチでくじらの見られるプエルトロペスに向かう。
行きのバスで名物料理コルビッチェを食べる。
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つぶした食用バナナで白身魚を包んで揚げたもの。うまし。

実は去年も来ているので2回目のくじらツアー。
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それくらい好き。

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今年は3回もジャンプしているところが見られた。

くじらを見つつ、イスラデラプラタ(別名、貧乏ガラパゴス)という島に向かう。
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ここではガラパゴス諸島で見られるような動物が生息するにも関わらず、
ガラパゴス諸島とは比べ物にならないくらい安い費用でツアーに参加できる。

アオアシカツオドリのアベック。
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オスメスの見分け方。
身体が大きく、目のくりっとしている方がメス。
身体が小さく、目に覇気がないのがオス。

グンカンドリ。
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風船をふくらましたような音が鳴き声。
ふくらみすぎて破裂してしまうんじゃないかとちょっと不安になる。

ここではガラパゴス諸島よりも近くで動物達を観察できるような気がする。
だから2回も来てしまいました。


翌日は近くのアグアブランカという自然公園へ。

沼で出会った妖怪たち。
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この硫黄冷泉の泥は油分を吸収するとのことで顔パックに良い。
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そんなに油が!?

妖怪たちに誘拐される。
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キトに帰る前、後輩隊員がパンをご馳走してくれた。
後輩にご馳走してもらうなんて!感激です。
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プリンパン。ほぼういろうです。キトにはない。



http://www.youtube.com/watch?v=PC2rzeMrikc
ESC ~グアランダ~
アメーバ中に書き溜めたブログを小出しに!



今回はキトからバスで南へ6時間のグアランダにお邪魔。

向かったのはグアイコという寺。
グアランダ在住の看護師隊員さんからお話をお聞きして依頼、夜も眠れぬほど行きたかった寺。(ウソ)

寺にはグアランダからバスと車を乗り継いで1時間弱。

山の中に突如現れるグアイコ。
裏手の山に登れば、その突如具合がおわかりでしょう。
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教会を回廊が囲む造り。
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正面の教会はステンドグラスが綺麗。
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敷地内にはキセキの水が湧いている。
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回廊好きの私にはたまらん回廊っぷり!
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ちなみに、厳島神社も好みです。回廊じゃないけど、伏見稲荷もすごくいいです。


帰りは途中の村に寄り道。
気になるバー。
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がんばるおっちゃん。
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この町の教会も意外にかわいい。
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以上。



http://www.youtube.com/watch?v=1HRqWB90A_s
分け合えば余る。
ちょっと前になりますが、前に一緒に働いていた看護師さんからステキな贈り物をいただきました。

「手紙や贈り物をいただく事。」
日本にいたら近すぎてなかなかないことなので、すごく嬉しい。
特に嬉しいのが肉筆の手紙が添えられているとき。
学生時代のノート借り、働いていた頃のカルテ記入。文字を見たら誰が書いたのかすぐにわかる。だから、うまく表現できないんだけど、「あー、みんな変わらず元気に生きてるんだなあー。」と実感が湧く。
そして、異国の地でちょっとさみしくなったときも、これらを読み返しては「私にはちゃんと日本に友人がいるんです。」と少し強くなれる。


話題がそれましたが、その看護師さんの贈り物のひとつに抹茶ミルキーがあった。
一人で食べるにはもったいなさ過ぎたので、仕事で関わりのある人々に配布して周った。


愛する同僚たち。
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週1回定期訪問しているご家庭。
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おばあちゃんは私を「パオラ」と呼ぶ。
「オ」が合ってるからOK。


クリニックに遊びに来るぽっちゃり従兄弟コンビ。
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素直で、この上なくカワイイ。
彼らを見ていると、トゥイートルダムとトゥイートルディーが連想されて仕方がない。


治安の問題上、毎回カメラを持ち歩いているわけではないので、少ししか撮れなかったのが残念。
本当はもっとたくさんの人々に食していただきました。
ミルキーを介し、たくさんのペコちゃんスマイルを拝めました。
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ありがとうございました!
プロフィール

84(はっしー)

Author:84(はっしー)
南米エクアドルに青年海外協力隊として2年間滞在。2011年3月22日に日本に戻り、現在は逆カルチャーショックに打ちのめされる日々。

趣味はエジプト。
好きな食べ物はカレーと鮭のおにぎり、そしてキューピーコーワゴールドアルファ。

どうぞよろしくねー!

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